「あん」
感想、軽く書けないほど、「あん」はよかった。
よかった、という言葉では少し違う気もするが、他にうまく言えない。
最後ブラックアウトして下の秦基博の歌が流れ、エンドロールになると、後ろの席の女性が堪え切れなくなったのか、しゃくり上げ声を上げて泣き始めた。
先日、編集者の友人が、僕の作風が迷走していると苦言。300枚のもの、前の100枚のものの方がずっとよかったと。持ち味の眼差しがなくなっていると。
いろいろなこと見えて、また明らかになった。
あと映画のリアルの意味もひどく共感した。
河瀬直美監督は素晴らしい。